人はパのみで生きるにあらず、ものより心の時代です。
はじめに
絵は心の花。
まったく絵を描いたことのないあなたに……
何か新しいことを試みたいあなたに……
仕事のストレス解消に……
絵の苦手なあなたに……
創造力や直観力を身につけるために……
いつまでも若々しい感性を持ち続けたいあなたに……
老後の楽しみと生きがいのために……
絵を一枚でも描けたらと願うあなたに……
さらに優れた絵を描きたいあなたに……
人はパンのみに生きるにあらず、ものより心の時代です。
２０世紀がものの豊かさを求めたとしたら、２１世紀はまさに心の豊かさを求める時代です。少しでもそのお手伝いができ、絵を描くことにより、その人の心の幸せ度が増せたら、これに勝る喜びはありません。
絵の入り口は、目の前の原っぱに駆け出すほど、実に簡単で広々としています。ざら紙とエンピツ一本あれば、それがもう始まりです。手足の不自由な人だって、口で素晴らしい絵を描いている人もいます。まして五体満足のあなたに、できぬはずはありません。
うまく描けない、うまく塗れない、ぐしゃぐしゃに失敗した、幼い日のにがい記憶……いやいや、ちょっと待ってください。あなたは、サッカーボールをバットで打とうとしていませんか。何事も基本のようなものがあります。鉛筆の持ち方、絵具の使い方はもちろん、構図法、色の性質、遠近法、明暗の問題など、ちょっとしたアドバイスで驚くほどの上達が可能なのです。
絵の道は無限です。いい絵は、単なる小手先の上手、下手ではありません。
下手くそにこだわることは、まったくありません。
当教室では、技術的に上達していただくためのアドバイスはもちろんのこと、家庭的な雰囲気の中で、さまざまなお話しの中から、絵とは何かを考え、難解と言われる現代絵画にも触れ、知らず知らずのうちに、ものの見方を深めてゆくことに心がけています。
絵の功用
新しい地平が得られます。
みつめる目を養うことにより、ものの美しさや素晴らしさがわかり、日々、生きてゆくことの喜びを、かみしめることができるようになります。
創造の喜びが味わえます。
絵は、絵描きだけのものではありません。ものを作り出すことは、人に与えられた、もっとも基本的・本質的な喜びの一つです。
右脳を活性化します。創造力・直観力・空間把握力が養えます。
みずみずしい感性を養います。昨日と今日が同じようでうんざりされている方は、感性が動脈硬化している黄色信号です。
